恵比須さんは、一般的にはいざなぎの尊といざなみの尊の間に生まれた蛭子尊(ひるこのみこと)とされています。
恵比須さんは、皆さんもご存じのとおり狩衣(かりぎぬ)をまとい、頭には風折烏帽子(かざおれえぼし)をかぶられています。そして、釣りが好きだったそうで、左手には大きな鯛を抱え、右手には釣り竿を持たれています。このことから、恵比須さんは漁師の神様として崇拝され、漁師たちは恵比須さんに大漁を祈ってきました。また、漁獲物の売買から市の神様ともなり、商売繁盛の神様として、広く商家の人々からも信仰されるようになったそうです。
みなさんも、漁港を巡り恵比寿さんに会ってみませんか。何かよいことがあるかも・・・。