近年、プラスチックゴミ問題は、大きな社会問題となっています。生活圏で捨てられたビニール袋、ペットボトル、洗剤容器等は、河川を通じて海へ流れ、「海洋プラスチックゴミ」となり、海洋環境や生態系に悪影響を及ぼすとともに漁網に入るなど漁業生産活動にも影響を及ぼしています。プラスチックは分解しにくく、数百年から千年規模で自然界に残り続けるといわれており、2050年には魚よりプラスチックごみの量が多くなることが予測されています(WORLD ECONOMIC FORUM2016)。
佐賀県玄界灘沿岸域及び海岸では、県民や漁業者等により、清掃活動の日等に海岸や海洋のゴミ回収作業が行われていますが、これらの作業では回収が難しい海岸には、国内外由来の膨大な海洋プラゴミが集積している海岸があり、その回収が必要です。今回の取り組みでは、漁業者と一部ボランティアの方々で海岸集積プラゴミの回収・サーマルリサイクルを行うとともに、玄海地区海岸のプラスチックゴミの現状等に関するパネル展示会等を通じて消費者に対する啓発活動等を実施します。
◆プロジェクトスケジュール
【協賛受付】
令和4年9月30日(金)まで 受付終了しました。
【ボランティア受付】
・第1回目プラゴミ回収(鎮西町)受付終了しました。
・第2回目プラゴミ回収(佐志浜)受付終了しました。
【海岸プラゴミ回収】
・第1回目 令和4年9月4日(日)09:00~12:00 鎮西町駄竹海岸
・第2回目 令和4年10月2日(日)09:00~12:00 唐津市佐志浜海岸
【佐賀玄海の海洋プラゴミに関する展示会】
・日時 令和4年12月3日(土)~5日(月) 3日・4日は10時~3時、5日は10時~12時
・場所 唐津市佐志公民館 唐津市佐志浜町4525-2 TEL.0955-73-2874
◆協賛企業、ボランティア募集
・唐津魚市場株式会社 様
・西九州マツダ株式会社 唐津店 様
・株式会社ヨシムラ 様
・有限会社 水野旅館 様
・鳴滝酒造株式会社 様
・唐津水産加工団地協同組合 様
・明和セロファン株式会社 様
・株式会社 トヨタレンタリース佐賀 様
・ヤマト運輸株式会社 唐津西営業所 様
・有限会社 リリーフプラン 様
・株式会社 佐賀クリーン環境 様
・匿名希望企業 様
・匿名希望 様(佐賀市)
・匿名希望 様(鹿島市)
【第1回目】鎮西町
・匿名希望 様(佐賀市)女性
・匿名希望 様(佐賀市)女性
・匿名希望 様(唐津市)
・匿名希望 様(佐賀市)
・匿名希望 様(鳥栖市)
・匿名希望 様(白石町)
・前田和人 様(伊万里市)
・武富達知 様(江北町)
・藤田文男 様(武雄市)
【第2回目】肥前町
・匿名希望 様(唐津市)
・藤田文男 様(武雄市)
・農園けんちゃん様(伊万里市)
・匿名希望 様(唐津市)
・匿名希望 様(唐津市)
・匿名希望 様(唐津市)
・香月啓二 様(伊万里市)
(つり具のまるきん)
・荒木智康 様(伊万里市)
(つり具のまるきん)
・匿名希望 様(唐津市)
・匿名希望 様(唐津市)女性
協賛募集は終了しました。たくさんの協賛ありがとうございました。
◆協賛いただいた団体・企業・個人の名称等を、当法人のホームページ等に掲載させていただきます(希望者のみ)。
◆協賛金は、回収資材、ゴミ処分・リサイクル費用、船舶等借上料、パネル展示会等に活用し、ホームページで収支報告をします。
◆協賛お申し込みは、上のバナーをクリックして必要事項入力お願いします。後日、ゆうちょ銀行払込用紙をお送りします。
海岸プラゴミ回収ボランティア募集(第1回鎮西町、第2回佐志浜)は、終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
◆活動報告
◆第1回 鎮西町大戸海岸
日時/令和4年9月4日(日)、場所/鎮西町大戸海岸、参加者/漁業者9名・ボランティア6名、回収量/610kg
◆第2回 唐津市佐志浜海岸
日時/令和4年10月2日(日)、場所/唐津市佐志浜海岸、参加者/漁業者2名、ボランティア9名、回収量/130kg
◆唐津の海洋プラごみ問題を考える写真展
開 催 日:令和4年12月3日(土)から12月5日(月)
開催時間:午前10時から午後3時 ※12月5日は午前10時から正午まで
会 場:唐津市佐志公民館 唐津市佐志浜町4525-2 TEL.0955-72-2461
見学していただいた佐志小学校5年生から感想をいただきました。ありがとうございました。
◆僕は外国のごみが多くてびっくりしました。理由は、ごみが流れてきたからです。わかめのときとおなじごみをすてないようにしたいと思いました。
◆きけんなゴミとかがわかりました。いろいろなしりょうをみてたくさんのことをしりました。どこからほとんどながれてくるのかなど。エビをとるあみにおもにゴミがとれるのがしりました。
◆唐津の海岸には、プラごみがたくさんあると知りました。韓国や中国、マレーシアなど海外のゴミもあって、中には危険なごみもあるとわかって、危ないと思いました。
◆ゴミの写真がたくさんありました。日本の海岸には、外国から来たゴミがたくさんあると知れました。私はゴミをすてないようにしたいです。
◆マレーシアから流れてくるゴミがあってびっくりしました。韓国から流れてくるのがやっぱり多いんだなと感じました。海岸に流れてくるゴミはプラスチックごみが多いのでそこをどうすればいいかを考えたいと思いました。
◆最初、写真やいろいろな事が書いてあったところを見て分かったことは、ごみをすてている数は30位くらいで、けっこうあるなと思いました。今日の話を聞いて、いろいろなことがわかりました。パワーポイントを作るので、がんばりたいです。
◆いろいろなプラごみがながれついていることがわかりました。ボランティアでごみをひろっていることもわかりました。きけんなものもあるから、きをつけたいとおもいました。
◆一番心に残ったことは、ごみを海に捨てている国です。ぼくはてっきり日本などが上位かと思いましたが、世界で30位だそうです。そして、一番おどろいたのが2位はインドネシアということです。これを元に少しでもゴミを減らそうと知りました。
◆ぼくの気づきは、他の国からもたくさんのごみが流れてきているということです。韓国や中国などの国からたくさんのごみが流れてきていることが分かりました。